MacBook Air、MacBook Pro13と新型が発売されましたね。
前回はMacBook Air2020をレビューしました。

今回は、新型MacBook Pro2020を試してみましたのでレビューをしていきます。
使用した新型MacBook Proのスペック
USBメモリーからファイルコピー
Apple純正のUSB-C USBアダプタを接続してUSBメモリからファイルコピーをしてみました。
17.52GBほどUSBメモリからMacのデスクトップにコピーしてみました。
Intel Power Gadetで温度を見ると、MacBook Pro2020は59.90℃となっています。
MacBook Air2020では81.6℃でした。
この時点で発熱は全然違いますね。
CANONのDPP(Digital Photo Professional)でRAW画像現像
前回のMacBook Air2020の時と同様のRAWファイルを現像しました。
EOS 5D Mark4で撮影したDPRAW(6720×4480)ファイルを100枚現像しました。
パラメータをいじらず、RAWからそのまま一括変換を使いJPEGで出力しました。
RAWファイルはMacのデスクトップ、JPEGもデスクトップに出力
MacBook Pro2020は21:27で終了。MacBook Air2020は34:24でした。
プロセッサの温度は・・・
MacBook Pro2020の温度は80℃後半~90℃当たりでした。
MacBook Air2020は温度は99.1℃と100℃近くで張り付いていました。
MacBook Air2020のように100℃近くまで行く事はなかったです。
Blackmagic Design DaVinci Resolve 16で4K動画を出力
前回のMacBook Air2020の時と同様に動画を出力してみました。
DaVinci Resolve 16をインストールし、DJI OSMO Pocketで撮影した4K/60の動画を
タイムラインに並べて10分になるようにカットしてH265で4K書き出し。
ファイルはRAWと同様にデスクトップに保存している動画を使い、
デスクトップに出力しました。
MacBook Pro2020は9:05で終了。
MacBook Air2020は22:11なのでまったく違いますね。
気になるプロセッサの温度は・・・
Macbook Pro2020はRAW現像時と同様に80℃後半~90℃辺りで100℃まで行く事はないです。
MacBook Air2020は100℃で横ばいでした。
上記のファイルにLUTを当ててカットの間にクロスディゾルブを入れ試してみました。
MacBook Pro2020は12:00で終了。
MacBook Air2020は28:44だったので約半分の時間ですね。
温度は・・・
MacBook Pro2020はこれまでと同様に80℃後半~90℃辺りで100℃まで行く事はないですね。
MacBook Air2020は100℃に張り付いていたので、高負荷時の冷却性能が全然別物ですね。
新型MacBook Pro(2020)のまとめ
第10世代のCoreプロセッサになり、グラフィック性能が向上したのが大きいですね。
MacBook Air2020と比べてボディが若干厚く重いですが、冷却性能が別物なので
ちょっとでも負荷のかかる作業をするのであればProを選ぶ方が良いです。
ESCキー以外のファンクションキーはTouch Barですが、物理キーじゃないし使いにくそうと
思っていましたが、使ってみたら食わず嫌いでしたw
結構便利なのでTouch Barだから・・・と避ける必要もないのではないかと思います。
MacBook Airでも簡単な動画編集はできると書きましたが、、、
ある程度快適にって考えるとMacBook Proを買う方が間違いないです。
ですが、MacBook Pro2020の上位モデル(第10世代プロセッサ)とFinalCutXで
フリーズっぽい挙動が起きる不具合があるようなので、FinalCut XやiMovieで使うので
あれば少し待った方が良いかもしれないです。
新型MacBook Pro2020のWifiが遅い?
たまたまハズレ個体だったのかもしれませんが、WiFiが異常に遅い不具合がありました。
USB-Cで有線で接続した場合は下りで400Mbps近く、上りで300Mbps近くでています。
次に、WiFiで接続すると、下り3Mbps、上り0.06Mbpsと
異常に遅くおかしな状態でした。
そのアクセスポイントにiPhoneで接続して計測すると下り上り共に200Mbps程度だったので
アクセスポイントや無線環境に問題はないと思われます。
ネットワークの再設定や、IPv6のローカルのみ設定、SMCやNVRAMをリセットしても改善せず、
OSを再インストールしても同様でした。
たまたまハズレ個体なのかわかりませんが、ファイナルカットで途中で止まったり
どうも新型MacBook Pro2020は不具合を抱えている気がします。
その後、調査の結果特定のアクセスポイントとMacBook Pro2020の相性が悪く
Wi-Fiの通信が極端に遅かったり不安定になることがわかりました。
特定のアクセスポイントはバッファローのAir Station WSR-1166DHP4 Version 1.01
MacBook Proを交換しても同様の症状で、別のAP(WHR-1166DHP4)に接続すると
上り下りともに200から300Mbpsの速度が出ました。
どちらもファームウェアは最新になっており、設定はほぼ同じにしています。
WSR-1166DHP4を初期化して最低限の設定にしても変わらずです。
その他設定を変えてみましたが、改善することはなかったです。
APはルーター機能は止めており、それぞれブリッジモードでルータ(RTX-830)配下に有線で
接続しています。
以上から、WSR-1166DHP4とMacBook Pro2020の相性と判断しました。
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