コムテック製ドライブレコーダー HDR-352GH を使用していて、
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エンジンを切るたびに日時がリセットされる
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毎回「日時を設定してください」と表示される
このような症状が出ている場合、内蔵バッテリーの劣化が原因が考えられます。
本記事では、HDR-352GH の内蔵バッテリーを自分で交換する方法を必要な工具・分解手順・注意点まで含めて詳しく解説します。
※本記事は 自己責任での作業 となります。分解によりメーカー保証は無効になる可能性があります。保証期間の場合はメーカーに修理に出すことをお勧めします。
HDR-352GH の内蔵バッテリーについて
HDR-352GHには日時情報を保持するためのバックアップ用内蔵バッテリーが搭載されています。
このバッテリーが劣化すると、エンジンを切った際に日時設定が保持できなくなります。
よくある症状
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エンジン始動のたびに日時設定画面が表示される
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録画はできるが日時が正しく記録されない
これらは故障ではなく消耗部品であるバッテリーの寿命によるものの可能性が高いです。
必要な工具と交換用バッテリー
交換用バッテリー
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ML1220(縦型・端子付き)
※HDR-352GH はリード線タイプではなく、基板に直接半田付けされているタイプです。
必ず「端子付き・縦型」を選んでください。
必要な工具
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精密プラスドライバー
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はんだごて
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はんだ
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はんだ吸い取り線(または吸い取り器)
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ピンセット(あると便利)
HDR-352GH バッテリー交換手順
① 本体カバーを外す
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本体の上下にあるネジをすべて外す
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カバーをゆっくり開く
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内部の配線を引っ張らないよう注意する
※ツメで固定されているため、無理にこじ開けないようにしてください。
② 基板を取り外す
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基板を固定しているネジを外す
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コネクタ類があれば慎重に外す
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基板を持ち上げると、裏面にバッテリーが見える
③ 古いバッテリーを取り外す
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基板裏面の半田付けされている2点を確認
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はんだごてとはんだ吸い取り線を使い、古いはんだを除去
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バッテリーをまっすぐ引き抜く
⚠ 無理に引っ張ると基板のパターンを剥がす原因になります。
④ 新しいバッテリーを取り付ける
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新しい ML1220 を同じ向きで差し込む
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端子を基板に密着させる
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半田付けしてしっかり固定する
※極性(+/−)を間違えないよう注意してください。
⑤ 組み立て・動作確認
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基板を元の位置に戻す
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ネジを締める
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カバーを閉じる
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電源を入れて日時設定を行う
エンジンを切り、再度電源を入れて日時が保持されていれば成功です。
新旧バッテリーの電圧比較(参考)
劣化したバッテリーは電圧が大きく低下していることがあります。
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旧バッテリー:2V前後またはそれ以下
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新バッテリー:3V前後
電圧低下が日時リセットの直接的な原因と思われます。
バッテリー交換時の注意点
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分解作業は メーカー保証対象外 になる可能性あり
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半田付けが苦手な方は無理をしない
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作業中は静電気に注意
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バッテリーの向きを必ず確認する
「半田付けが不安」「失敗したくない」という場合は、メーカー修理や専門業者への依頼をおすすめします。
自分で交換できない場合の選択肢
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メーカー修理に出す
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新しいドライブレコーダーへ買い替える
HDR-352GH は発売から年数が経っているため、修理費用と買い替え費用を比較して検討すると良いでしょう。
まとめ|HDR-352GH の日時リセットはバッテリー交換で解決
HDR-352GH の日時リセット問題は、内蔵バッテリー(ML1220)の交換でほぼ確実に改善します。
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症状:日時が保持されない
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原因:内蔵バッテリーの劣化
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対処法:ML1220 への交換
工具と手順さえ分かれば、DIYでも十分対応可能です。
同じ症状で困っている方の参考になれば幸いです。






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