MacOSを再インストールしようとしたら、途中で「-2003F」エラーコードが出て進まなくて困った…という経験、ありませんか?
私もまさにそんな状況にハマってしまい、ネットで調べたり実際に試したりしてなんとか解決したので、同じように困っている方に向けて分かりやすくまとめました。
そもそも「エラー-2003F」って何?
「-2003F」は、macOSのインターネット復旧モード(Internet Recovery)でmacOSを再インストールしようとした時に出るエラーコードで、要するにインターネット経由で復元サーバーと正しく通信できていないという意味です。
通常、Mac の再インストールは以下のようなキー操作で始めます。
-
Command + R → 内蔵の復元領域から再インストール
-
Option + Command + R → 最新バージョンをインターネットから再インストール
-
Shift + Option + Command + R → 最初に搭載されていたバージョンをインストール
これらを試しても途中で止まってしまう場合に「-2003F」が出ることがあります。
なぜ起こるの?よくある原因
エラー-2003F の主な原因は以下のようなものです:
🔹 インターネット環境の問題
復旧サーバーとの通信が不安定だと、途中でエラーが出てしまうことがあります。
ゲスト用 Wi-Fiなど制限の多いネットワークだと、必要な通信がブロックされる可能性があります。
🔹 内蔵復元領域が壊れている
Macの内蔵復元領域が破損していると、インターネット復旧モードしか使えませんが、そちらも失敗してしまうことがあります。
私が試して効果があった対処法
以下は私自身が試して成功した方法 と、一般的におすすめされている対策です。
① 接続するネットワークを変えてみる
意外と効果があったのがこれ。
普段使っているネットワークでもゲスト用 SSIDや制限が強めのWi-Fiは、Appleの復旧サーバーとの通信を遮断してしまうことがあります。
よく使う通常のWi-Fiに接続し直してから、Option + Command + Rなどで再挑戦してみてください。
② NVRAM/PRAMをリセットする
ネットワーク周りの設定を含むシステム設定をリフレッシュすることで、インストールがうまく進む場合があります。
方法は電源投入時に以下のキーを同時に押し続けるだけ
これでNVRAM/PRAMのリセットができます。
③ 別のネットワークや有線 LANを試す
Wi-Fiが原因の場合、モバイルのテザリングや有線 LAN(Ethernet)接続に切り替えることで成功することもあります。
特にルーター側の制限が強い場合に有効です。
また、ネットワークが安定していればエラーが解消することも多いです。
④ USBインストーラーを使う(別のMacがある場合)
もし別のMacがあれば、USBブート可能なインストーラーを作成して再インストールする方法もあります。
これならインターネット復旧に頼らず、ローカルからmacOSを導入できるので失敗しにくくなります。
Macの起動用USBインストーラーの作り方
「エラー-2003Fが出て再インストールできない…」
そんなときに頼りになるのが起動用USBインストーラーです。
インターネット復旧に頼らず、USBから直接macOSをインストールできるので、成功率がかなり上がります。
初心者でも迷わないように順番どおり解説します。
事前に準備するもの
まずは必要なものを揃えましょう。
-
容量16GB以上のUSBメモリ
-
別の正常に動くMac
-
インストールしたいmacOS
※USBは中身がすべて消えるので、必要なデータは事前にバックアップしてください。
手順① macOSインストーラーをダウンロードする
まずはApp Storeから、インストールしたいmacOSをダウンロードします。
-
macOS Sonoma
-
macOS Ventura
-
macOS Monterey
ダウンロードが完了すると、「アプリケーション」フォルダに「macOS ○○をインストール」というファイルが保存されます。
※インストーラーは起動せず、そのまま閉じてOKです。
手順② USBメモリを初期化する
-
USBをMacに挿す
-
「ディスクユーティリティ」を開く
-
USBを選択
-
「消去」をクリック
設定は以下の通り
-
フォーマット:Mac OS拡張(ジャーナリング)
-
方式:GUIDパーティションマップ
-
名前:例)MyVolume(※あとで使います)
手順③ ターミナルで起動用USBを作る
ここが一番大事なポイントです。
「ターミナル」を開き、以下のコマンドを入力します。
※Sonomaの場合の例です。
-
MyVolume → 先ほど付けたUSBの名前に変更してください
Enterを押す
↓
パスワード入力
↓
Yを入力してEnter
これで自動的に起動用USBが作成されます。
10〜30分ほどかかることがあります。
手順④ USBから起動する方法
USB作成が終わったら、再インストールしたいMacに挿します。
Intel Macの場合
電源を入れてすぐOptionキーを長押し
起動ディスク選択画面が出るので、USBを選択します。
Appleシリコン(M1/M2など)の場合
電源ボタンを長押し
↓
「オプション」が表示されるまで待つ
↓
USBを選択
その後の流れ
-
「ディスクユーティリティ」で必要ならディスク消去
-
「macOSを再インストール」を選択
-
画面の指示に従う
これでインターネット復旧を使わずに再インストールできます。
起動用USBを使うメリット
-
エラー-2003Fを回避できる
-
ネット環境に左右されない
-
再インストールが安定する
-
複数台に使い回せる
特にネットワーク制限が原因の場合、USB方式はかなり有効です。
それでもダメな場合は?
どれを試してもエラーが解消しない場合は、Apple 正規店やサポートに相談してみるのも手です。
中にはハードウェア側の判定や、アカウント(Activation Lock)関連の問題が絡んでいるケースもあります。
まとめ:-2003Fは焦らず環境を見直そう
エラー-2003Fは決して珍しいものではありませんが、焦って同じ方法を何度も繰り返すと時間だけが過ぎてしまいます。
まずはネットワーク環境を見直すことを最優先で試し、それでもダメならNVRAMリセットやUSB インストーラーといった別ルートを検討してみましょう。
Macの再インストールはちょっとハードルが高く感じますが、ポイントさえ押さえれば意外とスムーズに進むこともありますよ。
コメント