ほとんどのオフィスチェアやゲーミングチェアなどがガス圧のシリンダーで上昇下降できるようになっていますが、これらのイスって組み立て時はシリンダーを脚に挿しこむだけなので簡単なのですが、長らく使ったあとに取り外そうとすると体重や座面の重さなどでしっかりと入り込んで抜けなくなってしまって廃棄する場合や売却する際に困りますよね。
素手だけでは抜く事はほぼ不可能ですが簡単に抜けるのでやり方を紹介していきます。
ガス圧式チェアのシリンダを抜くのに準備するもの
- ゴムハンマー(金属製のハンマーだと傷が付いたり破損の恐れあり)
- ドライバーやレンチなど(座面側にプラスチック部分がある時に取り外すため)
- シリコンスプレーやKURE5-56などの潤滑剤
- ゴムのすべり止め付き軍手(手を切る事があるのであったほうが良いです)
- 室内でやる場合は床を保護養生するシートや段ボールや新聞紙など
必要な物はこんなところです。
できれば室内よりも屋外で作業するのをお勧めします。
ハンマーはゴムハンマーを使ってください。金属製のハンマーで叩くとシリンダーを破損したり破裂・爆発などの危険性もあります。
ガス圧式チェアのシリンダを抜く方法
潤滑剤が飛散したり、床やチェアが傷つくのを防ぐため準備した新聞紙や段ボールなどを使って養生してください。
シリコーンスプレーなど潤滑剤をシリンダーの脚部側と座面側の隙間にスプレーして浸透するまで少しの時間置きます。
あまりスプレーしすぎて飛散したり垂れたりしない程度様子見ながら入れていきます。
各部に潤滑剤をスプレーする
ゴムハンマーで叩く
潤滑剤をスプレーして少し置いて浸透させたらゴムハンマーで叩きます。
脚部側から抜く方がやりやすいように思いますがどちら側から抜いても大丈夫です。
今回は脚部側から抜きます
赤丸の部分をゴムハンマーで叩きます。
それほど力いっぱい叩く必要はありません、何度か叩いて打撃で動かしていくイメージです。
10回程度叩いたら抜けるか緩むと思います。
脚部側が抜けたら座面側を抜きます。
抜けた脚部側のシリンダーを持って座面側の金属部を叩きます。
プラスチック部を叩くと力がかからないのとプラスチック部が割れる可能性があります。
プラスチック部は取り外せる場合は取り外して内部の金属部をゴムハンマーで叩きます。
このチェアもプラスチックで覆われていたので取り外してから金属部を叩きました。
脚部側と同様に強い力で叩く必要はありません。何度か叩けば打撃で徐々に抜けてきます。
コメント
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ありがとうございます。
こんばんは、コメントありがとうございます。
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