前回の3級アマチュア無線技士に続いて2級陸上特殊無線技士を受験してきたのでその話をします。
勉強に使った教材
3アマの学習で使用したCQ出版社の「第3級ハム国試要点マスター」が良かったので2陸特もCQ出版社の「第2級陸上特殊無線技士国試要点マスター」を使いました。
それに加えて、日本無線協会で公開されている過去問も使いました。
ほぼ「第2級陸上特殊無線技士国試要点マスター」に収録されている問題でしたが、一部収録されていない問題もあったので。
2陸特の勉強について
勉強した時間は、3アマと同じぐらいの1日2時間×2週間程度です。
過去問を5周ほど回しました。
3アマと同様にほぼ過去問と同じ問題が出るので、選択肢を丸暗記すれば合格は可能です。
ただ受かるだけなら過去問を2・3回やれば十分合格レベルに行けると思います。
電波法など理解を深めたいと思って時間を多く当てて真面目にやりました。
3アマと共通する内容もあり、同時進行で学習進めて同日受験をすると良いかもしれません。
CBTなので好きな日時を選べるのでそういうやり方もできますよね。
3アマも2陸特も難易度は大きな差はなく同じぐらいだと思います。
同時に受験してしまう方が交通費1回分で済むし、総合通信局への免許申請の郵送も1回分で済むので少しでも安くなりますよね。
自分は無線については全くの素人で受かるかもわからなかったので先に3アマを受けて後日3陸特を受験したので交通費が2回分となってちょっと無駄にしたなぁと思ったので。
2陸特試験本番
前回の3アマ受験でCBTの要領はわかっていたので、予約の30分ぐらい前に到着してすぐに受付を済ませました。
予約時間よりも早いですが、今日も空きがあったのでそのまま受験することに。
24問で4肢選択なので3アマと同じく10分ぐらいで終わるような感じだと思っていました。
ほぼ過去問から出たのですが、1問だけ過去問になかった問題が出て少し戸惑いました。
それで時間を使ってしまい結局15分ほどかかって試験終了。
その1問以外は過去問からの出題だったので5分ぐらいで出来ていたんですが、終わってから冷静に考えたらそんなに難しい問題ではなかったのにその時は戸惑って、全く見当違いの選択肢を選んでしまい1問だけ間違えました。
5点×23問正解で115点でした。
2陸特試験結果通知
3アマの時は試験から結果通知が届くまで2週間ほどでしたが、2陸特は5日ほどで届きました。
3アマと比べたら受験者数が少ないから早かったのかもしれないですね。
無線従事者免許申請
無線従事者免許申請の際に必要なものなどをまとめました。
免許申請に必要なもの
- 無線従事者免許申請書(総務省電波利用ホームページからダウンロード)
- 証明写真(2.4cm×3cm)※申請書に貼り付け
- 1,750円分の収入印紙(都道府県証紙ではないので注意)※申請書に貼り付け
- 住民票等の氏名及び生年月日を証明する書類(住民票コード等を記載した場合は不要)
- 郵送で申請する場合は切手を貼り付けた返信用封筒
申請書に記入が必要な箇所
- 申請書に記入した日付(和暦○○年○○月○○日)
- 申請する資格
- 氏名(フリガナ・漢字)
- 生年月日(和暦○○年○○月○○日)
- 住所
- 電話番号
- 国家試験合格の受験番号(CBT受付番号ではないので注意)
- 欠格事由に該当するかしないかのチェック
郵送するもの
- 無線従事者免許申請書
- 住民票等氏名及び生年月日を証明する書類(住民票コード等を記載した場合は不要)
- 切手を貼りつけた返信用封筒
これらを申請者の住所地を管轄する総合通信局へ郵送します。
私は郵送、返信用共にレターパックライトを使用しました。
普通郵便に比べて配達日数が早い(翌日には配達されました)のと追跡番号で追跡可能ですし封筒を用意しなくても良く、A4サイズを折らずに入れることができ、370円と安価だからです。
ただしレターパックライトは基本的に郵便受けに配達されるので対面受取をしたい場合は、レターパックプラスにするか普通郵便に簡易書留をつけると良いと思います。
2陸特免許取得にかかった費用
2陸特免許取得にかかった費用は以下の通りです。
- 第2級陸上特殊無線技士国試 要点マスター 1,980円
- 受験料等 5,908円
- 交通費 約2,000円
- 収入印紙 1,750円
合計で11,638円でした。
3アマの数日後に受験したのですが、同日受験すれば交通費が1回分で済んだなぁと思いました。
免許申請は3アマと2陸特を一緒に送ったので郵送料は往復1回分で済みました。
テキスト問題集は綺麗に使えばメルカリなどで1,000円程度で売れるのでうまく使えば費用を抑えることができます。
無線従事者免許は申請後どれぐらいで届く?
国家試験に合格して無線従事者免許の申請をしたらどれぐらいの期間待てば無線従事者免許が手元に届くのか気になりますよね。
自分の場合は、総合通信局に申請書が到達した日から数えて25日で手元に届きました。
申請の混雑状況によっても前後すると思いますが、約1ヶ月ですね。
普通郵便だと配達日数が伸びますので、自分は申請書の送付も返信用封筒もレターパックライト(370円)を使用しました。
番号で追跡もできますし、配達も翌日に配達されるので。
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