日立の電子レンジのエラー「H54」を1000円以下で修理する方法

記事内に広告が含まれています。

日立の電子レンジで「H54」が出た場合の修理方法を紹介します。
紹介する方法は原因の1つであり、これだけが原因とは限りませんのでご注意ください。
修理は自己責任ですので自信がない方はメーカーに修理を依頼してください。
何らかの損害を被っても一切責任は負いません。

H54エラーの原因

電子レンジで温めようとすると「H54」が表示されて止まってしまう症状がよくあるようです。
ネットで検索してもH54の不具合をよく見かけます。
私もMRO-S8Xが3年程度でH54で動作しなくなったので修理してみました。

このエラーの原因の1つがドアの操作部と本体基板を接続するケーブルが断線するというのがあり、実際これが原因の故障が多いようです。
今回はそのケーブルを交換する修理を行います。

修理方法

コンセントを抜いて庫内のトレーを取り除いて本体を裏返します。
赤丸の箇所のねじを外します(4か所)
黄丸の個所はねじが違うので気を付けて外します。(1か所)


黒いプラスチックの部分を外します。
赤丸の部分のねじを外してケーブルのカバーを外します。

取り外したケーブルと新しいケーブル。
テスターで確認しましたが、黒い点をつけた部分1か所導通無しだったので断線していると判断しました。
新しいケーブルでは同じ個所は導通がありました。

古いケーブルは片方だけゴムのような板が貼り付けられていましたが、新しいものは両方からゴムの板でケーブルで挟み込むようになっています。
ドアを開け閉めすることによってケーブルが擦れるとか力がかかって断線するのが原因と思われますが、このような対策をしているということはメーカーも問題ありと認識しているのでは?と感じますがリコールなどは無いようですね。

新しいケーブルを丁寧に奥まで差し込んで逆の手順で組み立てて修理完了です。
差し込む向きを間違えないように気を付けます。逆につけると動作しません。
私はこれでH54のエラーは出なくなりましたが、ケーブルを変えても改善しない場合はマグネトロンや基板などほかに原因がある場合もあります。

ケーブルの購入先

ケーブルはこちらで購入しました

日立純正部品ケーブル1本506円とネコポス送料260円と1000円以下で修理できました。
発送も早く、翌日に到着しました。

コメント