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【レビュー】ジッツオレジェンド トラベラー三脚 GITZO Legende Tripod review GK1545T-RTI

カメラ
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Gitzoが2021年3月にクラウドファンディングサイトIndiegogoで販売を開始した

新しいトラベラー三脚「レジェンド(GK1545T-RTI)」をレビュー!

IndiegogoのGitzo Legendeのページはこちら

 

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Gitzo Legende三脚(GK1545T-RTI)ってどんな三脚?

ジッツオレジェンド三脚(GK1545T-RTI)は型番の通り、1型4段のトラベラー三脚です。

1型のトラベラー三脚がベースのようですが、耐荷重などのスペックや外観が異なります。

レジェンド三脚の主要スペック

重さ:1.45kg(雲台含む)

最大高:165cm

縮長:43cm

耐荷重:8kg

脚径:25.3, 21.7, 18.2, 14.7 mm

雲台:スペシャルデザイン自由雲台(非WS2。スムージングコーティングされた硬質アルマイト)

アルカスイス互換クイックリリースプレート

 

特長

  • これまでのジッツオ三脚と異なり雲台などにノアールデコール加工がされていない
  • めちゃくちゃ軽い
  • デザインがシンプルでかっこいい
  • Gitzoにしては安い。Indiegogoで買えた人はラッキー
  • Gitzo Unlimited Extended Warrantyが付されている
  • Carbon eXactとG-LOCKで剛性感、安定感はGitzoクオリティで間違いない

 

レジェンド三脚を使ってみた感想は?

レジェンド三脚を使ってみてCarbon eXactやトラベラーG-LOCKの採用でこれまでの

ジッツオ製品と比べても遜色ない安定感があると感じました。

スペシャルデザインの自由雲台もWS2コーティングではないですが、スムーズに動きますし、

フリクションコントロールもついていて使いやすくシンプルデザインが意外とかっこいい。

付属のクイックリリースプレートはカメラに当たる面にラバーがついているのが良いです。

Legendeクイックリリースプレート

Legendeクイックリリースプレート

ノアールデコール加工を除いたり、雲台のボールコーティングをWS2ではなくしたり、

コストカットは随所に感じますが、三脚としての安定性や性能はさすがGitzo品質。

最近はミラーレスが主流で機材も軽くなった今ではこれぐらいの三脚で十分だと思えます。

レフ機でもAPS-Cのミドル機(キヤノンなら二桁D)ぐらいまでなら問題なく使えそう。

5Dも載らなくはないですが、F2.8通しのレンズとの組み合わせでは不安感が出てきます。

GitzoのLegendeプロモ動画だったか何かで1Dxだったか載せてたのを見た記憶がありますが、

載るのは載るけど、流石にそのクラスを使うには厳しいような気がします。

耐荷重からしたら全く問題ない重量ですが、載るのと実運用できるのとはまた別ですよね。

とはいえ十分な性能を有しており、コストパフォーマンスに優れたおすすめの三脚です。

 

レジェンド三脚の気になるところ

脚のロックもアルミなので締めすぎたら簡単にネジ山が潰れそう。

あまりキツく締めなくても十分止まるので締めすぎに注意は必要だと思います。

届いた時点で締める時にジャリっとした感覚が気になり、分解清掃して付属のグリスを多めに塗布

脚のロック部分のメンテナンスとグリスは短い周期で定期的に確認が必要と感じました。

傷問題でラバーリングなどで対処はされているが、運用の仕方によっては折りたたんだ際に傷は

着く可能性があるので、傷など細かいところが気になる方は慎重な取り扱いが必要です。

まあ三脚なんて道具ですからあまり傷とか気にしすぎると使えないですけどねw

普通に使っていてつく傷なら仕方ないかなと思っています。むしろカッコイイ。

Unlimited Warrantyといっても何でも保証されるわけではなく製造上の瑕疵が対象ですので、

メンテナンスもこまめにして長く使いたいですね。

Gitzo公式のlegende三脚メンテナンス手順動画

 

レジェンドは普通に買える?

クラファンIndiegogoでの販売は終了しましたが、レジェンド三脚は普通に買えるのでしょうか?

ジッツオのレジェンドの商品ページを確認すると、Comming soonとなっているので

販売予定ではあるみたいです。

ジッツオのベルギーのサイトでは「Add to cart」の表示になっていました。

それ以外の言語だとGK1545T-RTI自体出てこないのは何ででしょうね。

GlobalだとComming soonのまま…

698.76ユーロなので、記事作成時のレート138.94 円/ユーロだと97084.67円ほど。

さらに長期間使ってみてレビューを随時追加します。

 

Gitzo Legendeのクラファンに参加してみて

配送の遅延やコスメティックダメージなどゴタゴタがありましたが、

Gitzo Legendeを購入して良かったと思いました。

イタリア本社の方々とコミュニケーションができた貴重な体験だったと思います。

Gitzo Legendeの購入を通じて南アフリカの未来の写真家を育成するプロジェクトである

Wild Shots Outreachに寄付ができたのも良かったです。

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