今までの三脚歴
- 一番初めに買ったのがスリックの数千円の三脚
- 強度に不満があり、すぐにスリックのエイブル400
- 次もスリックのグランドマスタースポーツ3
こうして振り返るとスリック一筋だった事に気付きます。
スリックは日本のメーカーで、今まで使ってきた感じでは質実剛健なイメージがあります。
外観のかっこよさよりも、三脚としての性能を重要視している印象です。
グランドマスタースポーツ3は日本製で大変良く出来た三脚です。
不満点はアルミなだけに少々重いところと、ウレタングリップが標準では巻かれていないので
冬はとても冷たいです。
次の三脚を購入にあたって悩んだ事
グランドマスタースポーツ3は良かったのですが、段々と重さが辛くなり、
軽い三脚が欲しくなりました。
カーボン三脚は持っていなかったので、次はカーボンにしようと決めていました。
ではメーカーはどうしよう?結構悩みました。
スリックにもカーボン三脚はいくつかラインナップされています。
カーボン三脚もスリック製品にしようかと思っていて、機種も絞っていました。
カーボンマスター 923 PRO N
のどちらかにしようかなと思っていましたが、どちらも品薄なようで納期未定だったので、
違うものにすることにしました。
いっそ違うメーカーにしようと悩んでいたら…
遠回りしても最後に行き着く先はジッツオだよ!
と悪魔のささやきが聞こえてでジッツオにする事にしました。
ジッツオの中でもどれを買う?
ジッツオのラインナップは大きく分けて
- システマティック(ジッツオ三脚の中でも最も堅牢性と安定性に優れている)
- マウンテニア(ジッツオの「万能」カーボン三脚で、極めて堅牢かつ軽量)
- トラベラー(小型で軽く、その名の通り旅行に持って行くのに向いている)
の3種類があります。
購入に当たってマウンテニアかシステマティックにターゲットを絞っていました。
重量と堅牢性のバランスからマウンテニアに決めました。
マウンテニアの中でも0型、1型、2型、3型と3段、4段があります。
●型の数字が大きいほど脚が太くなり耐荷重が大きくなります。
大は小を兼ねるという事で迷わず3型を選びました。
マウンテニア3型にもLが付くものがあり、通常の3型よりも高さが高くなっています。
今回は、マウンテニア3型4段ロングである
GT3542Lに決定!
GT3542Lを買ってみてどう?
注文して手元に届いて箱から出してみて軽っ!
驚くほど軽い。
脚だけで1.95kg
脚だけでは使えないので雲台どうしよう?
雲台をどうしようか悩みました。
ジッツオ純正のGH3382QD
も良いけど、少々お高いですし・・・
前から気になっていた、梅本製作所の自由雲台にする事にしました。
梅本製作所の雲台のラインナップは
- SL-ZSCシリーズ(40、50、60サイズ)
- SL-AZDシリーズ(40、50、60サイズ)
- SL-AZシリーズ(40、50サイズ)
があります。
今回はSL-ZSCシリーズの一番大きいサイズの
を選択しました。
雲台の使用感や開発の狙いなど梅本製作所のこちらのページ
を見ると雲台にかける梅本社長の熱い想いが感じ取れます。
GT3542LとSL-60ZSCを組み合わせて使ってみて
まだ到着したばかりで屋外へ持ち出す機会がなく、室内で試してみた感想ですが、
マウンテニアGT3542Lに関しては4段とも脚を伸ばしても十分な強度があります。
が、自分は身長が高くないので、3段と+少し伸ばせばアイレベルにカメラがきます。
Carbon eXactとGロックウルトラのおかげで剛性感がとても良いです。
雲台については一番大きなサイズを選んだので少し重量がありますが、
少し固定ネジを締めるだけでガチガチに止まります。
梅本製作所の雲台によく言われるのが、緩めると締めるの中間が分かりにくいと
言われますが、確かに慣れが必要だと思います。
でも慣れれば問題ないですし、中間点に緩めるとパンのみの操作も出来るので使いやすいです。
この完成度でこの価格は有り難いですね。
GT3542Lとの大きさもベストマッチな感じになっています。
難点は、専用グリスでのメンテナンスが必要なところでしょうか。
三脚1.95kg+雲台0.58kgで合計2.53kgですが、持って見ると
もっと軽く感じるのは何故でしょう。
さーいっぱい撮りにいかないと!
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