ネットワークアダプタが突然認識されなくなるのを数日で繰り返すので調査してみた

記事内に広告が含まれています。

Windows10でネットワークアダプタのアイコンに×がついて通信できなくなる症状が修正しても何日かしたら再発する症状が起きていました。原因を調べた結果を紹介します。

ネットワークアダプタがおかしいのはどんな状態だった?

  • 画面右下の時計の近くにあるネットワークのアイコンに×が付いて通信ができない。
  • デバイスマネージャを確認するとネットワークアダプタに【!】がついている。
  • デバイスを削除して再度認識させるととりあえずは回復する。
  • 何日かすると同じ症状が発生する。

ネットワークアイコン
特に何か設定を変更したり、ソフトウェアをインストールしたわけでもないにもかかわらず、上記のような状態になる。

調査してみた結果

ネットワークアダプタが正常に認識されない症状なので、LANケーブルやルータの問題ではないと思いましたが、念のために確認をしましたが特に問題はありませんでした。
あとは考えられる原因として

  • マザーボードのLAN周りがおかしい
  • LANのドライバがおかしい
  • Windowsがおかしい

とりあえずパッと思いつくのはこの辺りでした。
一度デバイスマネージャからデバイスを削除して再度認識すれば数日は動くのでマザーボードのLAN周りについては可能性は低いと判断しました。
LANのドライバについては最新版をダウンロードしてインストールしても数日経つと同様の症状が発生するのでこちらも可能性が低そうと判断しました。
Windowsについては再インストールをしないと判断しにくいので、最終的にどうしようもない場合は再インストールしてみようと考え、この段階では検証していません。

原因と解決について

かなり前の世代のCore i7でしたので、動きが鈍いのはこんなものかと疑いませんでしたが、文字を入力したり変換して表示されるまでの遅延が気になりました。
SSDやHDDまたはメモリの記憶装置の問題では?と感じました。
SSD、HDDはSMARTとWindowsのイベントビューアを確認しましたが、特にエラーは無さそう。
Windowsメモリ診断」(Windows標準のメモリ診断機能)を使ってメモリをテストしました。
するとすぐに問題が検出されました。どうやらメモリの不良が原因のようです。
4GB×4枚の16GBを積んでいたのですが、どのメモリが原因か1枚ずつ外してチェックかけても良いのですが、同じロットで購入してるものなら全部交換したほうが安心だし早いんじゃないかという事で全部メモリ交換しました。
ネットワークアダプタについては今のところ認識も問題なく、文字入力の反応が遅いのも交換前に比べて改善しています。
メモリ不良だとブルースクリーンが出たりフリーズしたり目に見えておかしな症状が出る事が多いですが、今回は動作の若干の低下とネットワークアダプタが読み込まれないのが目に見えてわかる症状でした。
聞くと、それ以外にプリンタドライバも同様におかしくなり、プリントができない症状がありプリンターメーカーのサポートに聞いてドライバを再インストールしていたそうです。
ネットワークアダプタ以外にもドライバ周りがおかしくなる症状があったんですね。
なんか、パッと分かりにくいからこそ気づきにくいですね、、、

Windowsメモリ診断の使い方

Windowsメモリ診断の使い方を軽く紹介します。
メモリテストにはMemtest86などもありますが、USBメモリにプログラムを書き込んだりCD-Rを作成したりしないといけないので、少し手間がかかりますが、Windowsメモリ診断はWindowsに入っている機能なので簡単に実行できます。
とはいえ、Memtest86みたいに詳しい画面が出るわけではなく簡易的なテストと言ったところです。
Windowsメモリ診断の起動は、スタートの中の「Windows管理ツール」→「Windowsメモリ診断」をクリック
Windowsメモリ診断
開いているウインドウを閉じてから「→今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)」をクリックすると再起動してメモリ診断が始まります。
Windowsメモリ診断 今すぐ再起動
メモリ診断中の画面
問題があれば「状態」のところに問題が検出された旨が表示されます。
問題が検出された場合はメモリ不良の可能性があるので交換したほうが良いと思われます。
メモリ診断中

コメント