TESMENの電磁波測定器 EMFメーター Hound-200を使ってみた!【レビュー】

レビュー

TESMEN様より電磁波測定器Hound-200をご提供いただいたので、実際に使ってみた動画や感想などをレビューしていきます。
TESMEN公式サイト
電磁波測定器Hound-200はEF(電界)/MF(磁界)/RF(高周波)を測定できるEMFメーターです。

電磁波測定器Hound-200の商品内容

  • 電磁波測定器Hound-200本体
  • キャリングケース
  • 単4電池3本(DURACELL)
  • ユーザーマニュアル(複数言語対応)

電磁波測定器Hound-200のユーザーマニュアル

日本語に対応したしっかりとした説明書が入っています。
製品の図も入った説明で初めてでも分かりやすいと思います。

保証・概要

製品仕様

表示内容

操作方法




電磁波測定器Hound-200の仕様

MF(交流磁界)

3軸(X,Y,Z)
周波数範囲:40~500Hz
測定範囲:0.01~20.00uT/20.0~200.0uT 0.1~200mG/200~2000mG
解像度:0.01/0.1uT 0.1/1mG

EF(交流電界)

1軸
周波数範囲:40~500Hz
測定範囲:1~2000V/m
解像度:1V/m

RF(高周波)

1軸
周波数範囲:50Hz~3.5GHz
測定範囲:0.001~2mW/㎡ 2~20mW/㎡ 20~100mW/㎡
解像度:0.001mW/㎡ 0.01mW/㎡ 0.1mW/㎡

アラーム

65-75dbのアラーム音(消音可)、オレンジと赤色点灯

自動シャットダウン

約15分

動作環境

0~40℃/40~80%RH

電源

1.5V 単4電池×3本

寸法

142×58×27mm

重量

実際に計測した159g(電池含む)

電磁波測定器Hound-200を実際に使ってみる

電池ボックス

Hound-200の本体背面はこんな感じ
下側のツメで簡単に開けることができます。
ネジなどはないのでドライバーは不要です。

パカっと開けるとこんな感じで単4電池×3本を入れます。

測定前に

測定を開始する前に各センサーやアンテナ位置を確認しておきます。
センサーを手で覆ったりしてしまわないようにしましょう。
正しい値が検出されなくなりますので注意が必要です。

EF(電界)を測定


身近によくある変電所の柵から1mほどで測りました。

振り切るぐらい数値が上がるかなと思っていましたがそんなこともなく500V/m前後でした。

MF(磁界を測定)

USB充電器の電界と磁界を測定してみました
磁界はuTとmG、電界はV/m
USBアダプタに近づけたり遠ざけたりして数値の変化を見ました。

RF(高周波)を測定


身近によくある携帯基地局の付近でRF(高周波)を測ってみました。
まずは、基地局のすぐ近くで柵から1,2mぐらいのあたりから。
ピントが合ってないですが高い値が出ています。
常時高い値が出てるという感じではなく変動している感じですね。
ピーク値を見ると高い状態が続いている感じですね。


次に先ほどの携帯基地局から直線距離で約30mほど離れた場所で測りました。
間に遮る建物などはなく基地局が目視できる場所です。
基地局の間近に比べると表示される値は低くなっています。

スマートフォンの4G RF(高周波)を測定

機内モードにしたスマートフォン(4G)で機内モードを解除した時の高周波を測定してみました。
基地局に接続するために高い出力が出ているようですね。
ピーク値が時々OLになっていることからいわゆる針が振り切ってる状態です。
少しして接続が安定すると数値も低くなります。


ブラウザでページを見た時の高周波を測定しました。
ページを開く、ページを移動するなどリクエストを送信(電波を発射)する際に高い値が出ているのがわかりますね。
どちらもスマートフォンにくっつけて測定しているので高い値が出てますが10cmも離せばもう少し低い値になります。
発射源からの距離なので電磁波とか高周波が気になる方は身体から距離を離した方が良いです。

電磁波測定器Hound-200を使ってみた感想

アマゾンなどでよく見かける安い電磁波測定を謳うものは電界だけとか磁界だけしか測れないようなものが多いですが、Hound-200は電界も磁界も高周波も測れます。
値を比較するための測定器を持っていないので値の正確性は検証できませんが、発射源からの距離に応じて検出値も低く変化していることから個人の電磁波対策の目安に使うには十分満足のいくものだと思いますし、価格もお手頃なので買いやすいですね。
基本的には電池を入れてスイッチをONにしたら使える簡単操作なので誰でもすぐに使えます。特に難しい操作などは必要ありません。
モード切替は真ん中の赤い「FUNC」を押すと磁界、電界、高周波が切り替わります。
MF(磁界)はuTとmGの2つの単位で表示できるので必要に応じて使い分けができます。
検出値は最大値表示やHOLD機能もあるので一番高い値を知りたい場合やその瞬間の値を知りたいときに便利です。
電磁波といえばスマートフォンや電子レンジが注目されがちですが、それ以外にもいろんな電子機器や配線から発生しているのがわかるのでおもしろいと思います。
コードやケーブルに電気が流れても電界は発生しますしね。
身近な電磁波をテーマにした自由研究にも使えるのではないでしょうか。
電磁波の発射源から距離が離れれば減衰するというのが目に見えてわかるので自由研究のテーマとしては面白いし、正しい知識が身につけば必要以上に電磁波を恐れる必要もなくなりますし。
高周波については3.5GHzまでなのでさらに高い周波数にも対応すると良いな。
3年保証なので通常の使用の中で壊れた場合は保証を受けることができるので心強いですね。
説明書にも記載されていますが、サポートのメールアドレスにメールを送るか、公式サイトのフォームから問い合わせを送信することができます。

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TESMENの問い合わせ先

TESMENサポートメールアドレス:support@tesmen.com
TESMEN問い合わせフォーム:https://tesmen.com/pages/contact-us
(問い合わせの際は商品名、注文日や注文番号を入れておくとスムーズです。)
実際に公式サイトのフォームから問い合わせを送信しましたが、3時間程度で返信が来ました。
もちろん日本語に対応していますし、返事も日本語でもらえますので故障や不具合があっても安心できると思います。
説明書にあまり不自然な日本語はないように、問い合わせの返信も丁寧な日本語でした。
海外製品って不具合があったときに問い合わせ先がどこなのか探したり、日本語で大丈夫なのか不安になったりしますが、メールのレスポンスも早いですししっかりしていると思います。

Hound-200のまとめ

良いところ

  • 操作が簡単で誰でもすぐに使える
  • 画面が見やすい
  • 電界、磁界、高周波が測定できる
  • お手頃価格
  • キャリングケース付き
  • 強度に応じて音や画面の色で知らせてくれる
  • レスポンスも良い

気になるところ

不満なところはないですが、あえて気になるところを挙げるとするなら高周波が3.5GHzまでなのでもう少し高い周波数にも対応したらうれしい。
アンテナ位置というか検出部の位置が本体にもマークがあるとわかりやすい。

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