令和5年度の試験からCBT方式が導入されると言うことで受験しました。
試験問題や出題の具体的内容については公表することは禁止されていますので、そのような内容は記載しません。ご質問頂いても回答できません。
電気工事士試験のCBT方式の申し込み方法は?
電気工事士試験のCBT方式は、これまでの筆記試験と同様に上期、下期に実施されます。
電気技術者試験センターのフロー
- 電気技術者試験センターから申し込み
- 受験申込締め切り後CBT方式に変更(お知らせメールが届く)
- 予約した日時に試験センターに行き受験する
初めからCBT方式で申し込みできるわけではなく、通常通り申し込みして締め切り後にCBT方式に変更する流れなので少しややこしいですが、変更が可能になったらお知らせメールが届くので忘れることはないです。
試験センターの空きもあるのでできるだけはやく変更するほうが良いです。
CBT方式に変更すると学科試験については受験票などは届かないです。
学科試験当日は免許証など本人確認書類を忘れずに持っていきましょう。
氏名に旧字体や機種依存文字があると試験センターに届く情報にはその文字が(?)のようになっていてナニコレ~?!ってなりましたが、担当のお姉さんが確認取ってくれて大丈夫でした。
学科試験CBT方式のメリット・デメリット
CBT方式はほぼメリットしかないと思います。
- ある程度希望する日時で受験できる
- 試験会場みたいに混雑しないので落ち着いて集中して受験できる
- 試験終了時点で正答数のレポートをもらえるので自己採点不要
- マークシート塗るよりクリックで済むので時間に余裕ができる
- あとで確認するマークしておけば一通り解答してからじっくり解答できる
- 配線図などはマウスホイールで拡大表示できる
- 通常の試験よりも早い日にちに受験できるので技能試験の学習時間が取りやすい
あえてデメリットを挙げるとしたら
- パソコンが苦手な人には逆に時間がかかったり操作をミスするリスク
- 図などは印刷されているものを見るほうが一目でわかる
CBT方式試験当日
持ち物
運転免許証など本人確認書類が必要です。持っていかないと受験できません。
本人確認書類として認められる書類
CBT方式の場合受験票はありません。
受付
受験時刻の30~5分前までに会場に入るようにします。
早く着いてPCが空いていれば予約時刻まで待たずに受験できる場合があります。
本人確認書類の提示
申し込みの氏名や生年月日に間違いがないかのチェック
試験にあたっての注意事項を読んで署名します
受験
指示されたPCの席に着席して、指示に従って操作します。
その場で渡される用紙に記載されたユーザIDとパスワードを入力します。
操作方法などのチュートリアルを実行してから試験開始です。
A4の用紙1枚とペンは用意されていますので、持参する必要はありません(持込できません)
解答が終わったら「試験終了」をクリックしていつでも終了できます。
指示に従って結果を印刷をクリックします。
受験レポートを試験監督から受け取って終わりです。
試験結果
試験終了後にもらうレポートにも正答数は載っていますが、CBTのマイページからも結果表示できます。
受験時間47分で正答数(43/50問)でした。
配点2点なので86/100点
90点(45問)以上が目標でしたが2問及ばずでした。
CBT方式の学習方法は?
特にCBT方式だからと言ってこれまでの筆記試験対策と変わらないと思います。
電気技術者試験センターのCBT体験版を一度は操作しておくと戸惑わず受験できます。
テキストを読んでインプット学習をして過去問をアウトプット学習すると言う普通の学習で大丈夫です。
あとは計算問題を捨てるのか、など戦略を立てるのが大事。
計算問題は理解にも時間がかかるし公式を覚えたりもかかるので捨てて
それ以外の記憶するだけの問題に専念しても60点以上取れればOKなので。
複線図は技能試験にも通じるので理解しておいた方が良いです。
自分はインプットに多く時間を割き、アウトプットは過去問令和4年の上期下期の午前午後分をそれぞれ1回しただけでした。
おすすめテキスト
ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格
これ1冊でOKです。
とても分かりやすい内容ですし、初学者でも大丈夫です。
この本の特典でウェブ上でCBTのように過去問を回せるので効率的に学習できます。
試験終了ボタン押すと正誤判定と正答数も瞬時に出るので答え合わせの時間を削減できます。
学科試験が終わったら技能試験ですが、HOZANの工具セットが必要なものが揃っていて便利です。
練習の材料のセットもありこちらも使いやすいです。
配線チェッカーは自作しても良いですが、マルチメーターの導通チェックで確認したほうが良いような気がします。
マルチメーターなら試験後も使い道ありますしね。
電源と想定しているケーブルから接地側とランプレセプタクルなど負荷の接地側に導通があるかどうか、非接地側と負荷の導通の有無と点滅器を操作してどうかなど。
練習問題組み立てて単にランプ点くか点かないかよりも配線辿ってテストするほうが理解が深まると思いますし。
マルチメーターは技能試験には持ち込みできませんので注意が必要です。
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